仮性包茎の症状は様々
仮性包茎とは、平常時に亀頭部分が包皮に覆われている包茎の事を言います。包茎の中では一番多いと言われており、平常時も勃起時も皮を剥くことは簡単に行えます。そのため必ずしも治療が必要というわけではありません。皮を剥く時に痛みを感じることもありませんし、性行為も問題なく行えます。性行為に支障をきたさないのであれば、手術は不要と考えられます。
ただし、仮性包茎の症状は様々で、軽い人から重い人までいます。軽い場合には平常時に亀頭部分が包皮に覆われていても、勃起した時には自然に露出することが多いです。症状が重い場合には、勃起した時もほとんど皮を被っている状態になります。重度の仮性包茎の場合には、治療することを望む人が多くいます。
性行為は問題なく行えますが、汚れが溜まり不衛生になりやすいという面もあります。悪臭の原因になったり、性病にかかりやすいとも言われています。治療を行うことで、そういったデメリットを解消できます。
コンプレックスを感じることが多い
仮性包茎だと、それがコンプレックスになっていることも多くあります。女性に見られるのが恥ずかしく、恋愛に積極的になれないといったこともあるようです。中学生や高校生等多感な時期に、温泉などで友人にからかわれたことがトラウマになっている人もいます。
見た目の問題と思われがちですが、心と密接に関係しています。臭いがきついと恋人から指摘され、悪臭に気付いたということもあります。そのため手術が不要と言われても、手術をして見た目を良くする治療をしたいと考える人が多いのです。
仮性包茎を治療することで自分に自信が持てるようになり、恋人との関係も良くなったということもあります。仮性包茎だと早漏になりやすいので、パートナーに対して申し訳ないといった気持ちを持っていることもあるようです。手術をすることで早漏を改善できる場合も多いです。コンプレックスを解消すれば、恋愛面以外でも前向きになれたりします。
まとめ
仮性包茎は性行為を問題なく行えるので、必ず手術を行わなければいけないというわけではありません。しかし、仮性包茎の程度は人によって違い、勃起時に自然に亀頭が露出する軽い人もいれば勃起時にもほとんどが包皮で覆われている重い人もいます。
重い場合には、手術を望む人が多いようです。それから仮性包茎であることがコンプレックスになっている人も、手術をすることが多くあります。コンプレックスがあると恋愛に前向きになれないこともあるからです。